PARAMEDIC TEST救急救命士国家試験

救急救命士国家試験

救急救命士を目指すために、必ず乗り越えなければならないのが、救急救命士国家試験です。
この救急救命士国家試験ページでは、高校生や既卒・社会人で救急救命士を目指す方に向けて、国家試験の仕組みや試験構造、受験資格、出題基準、合格に向けたポイントを分かりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

救急救命士国家試験とは

救急救命士国家試験は、救急現場で人命を預かる専門職として必要な医学的知識、判断力、法規理解を備えているかを判定するための国家試験です。
救急救命士法という救急救命士に関する法律の第31条に基づいて行われています。
また、救急救命士国家試験に合格することで、救急救命士としての資格を取得できます。

実施時期と概要
  • 実施回数:年に1回行われます。
    • ※ 以前は年2回(3月と9月)に行われていましたが、平成18年度以降からは年1回(3月)となりました。
  • 実施時期:毎年3月上旬の日曜日
受験資格
  • ① 救急救命士養成校(専門学校・大学等)で2年以上学んだ者(卒業見込み含む)(大学に入学できる資格を持ち、文部科学大臣または都道府県が指定した養成校で、2年以上救急救命士に必要な知識・技能を修得した者)
  • ② 大学・高等専門学校等で1年以上学び、指定科目を修めたうえで、救急救命士養成校で1年以上学んだ者(大学または高等専門学校等で厚生労働大臣が指定する13科目を履修し、その後、救急救命士養成校で1年以上救急救命士教育を受けた者)
  • ③ 大学を卒業し、厚生労働大臣が指定する科目を履修した者(卒業見込み含む)(4年制大学で公衆衛生学、解剖学、生理学等の指定科目【15科目+臨地実習】を履修して卒業した者)
  • ④ 救急隊員として5年以上または救急活動2,000時間以上従事し、救急救命士養成校で1年以上学んだ人。(消防で救急業務に従事しており、救急業務に関する講習を修了、実務経験5年以上または救急活動2,000時間以上、救急救命士養成校で1年以上または6か月以上救急救命士教育を修了という条件を全て満たす者。)
  • ⑤ 海外で救急救命士教育を受けた人、または外国の類似資格を持つ者。外国の学校で救命処置教育を修了した者、または外国の救急救命士資格を持つ者で上記の①~④と同等以上の知識・技能があると認められた者。
  • ⑥ 平成3年の制度開始時点で救急救命士教育を修了済み、または修了中だった者。制度開始前から救命処置教育を受けており、厚生労働大臣が上記の①~⑤と同等以上の能力があると認めた者。
受験地

北海道、東京都、愛知県、大阪府、福岡県から選択

問題数・出題形式

全部で200問。
全てマークシート方式で回答し、それぞれ選択肢は5つあり、そのうち正しいもの、もしくは誤っているものを1つ、もしくは2つ選択します。

出題基準

救急救命士国家試験は、一般財団法人日本救急医療財団が定める「救急救命士国家試験出題基準」に基づいて出題されています。

試験科目
  • 基礎医学(社会保障・社会福祉、患者搬送を含む。)
  • 臨床救急医学総論
  • 臨床救急医学各論(一)臓器器官別臨床医学をいう
  • 臨床救急医学各論(二)病態別臨床医学をいう
  • 臨床救急医学各論(三)特殊病態別臨床医学をいう
試験時間

午前の部(2時間40分) → 休憩 → 午後の部(2時間40分)

  • 【午前の部】A問題
    (一般問題)120問 1問1点 120点満点
  • 【午後の部】B問題
    (必修一般問題)30問 1問1点 30点満点
    C問題
    (必修状況設定問題)10問 1問2.5点 25点満点
    D問題
    (一般状況設定問題)40問 1問2.5点 100点満点
  • 全問正解で275点
一般問題とは

救急救命士として必要な医学的知識を問う、いわば「基礎学力問題」です。状況設定問題のように長文の事例は出題されず、比較的短い文章で、知識が正しいかどうかを問う形式となります。

状況設定問題とは

実際の救急救命士現場をイメージして判断力を問う問題です。救急救命士の現場で起こり得る症例シナリオを読み、適切な判断・処置を選択する「応用問題」です。

必修問題とは

救急救命士として、最低限知っておくべき内容が出題されます。一定以上(約80%)の正答率に達しない場合は不合格であり、出題内容のイメージで、心肺蘇生(BLS・ACLSの基本)、ショック・呼吸・循環の基礎、バイタルサインの正常値、生命維持に直結する疾患、医療安全・法律の必須知識等が問われます。しかし、通常問題と比べると難易度はやや抑えめです。

通常問題とは

必修問題以外に出題される、幅広い知識と応用力を問う問題です。先に述べた一般問題と状況設定問題があります。

試験問題の構成

救急救命士国家試験問題は、A・B・C・Dの4区分で構成されています。

  • 【A問題】配点は、1問につき1点で、解剖学・生理学・疾病・外傷等基礎医学を中心とした知識問題です。
  • 【B問題(必修問題)】配点は、1問につき1点で、心肺蘇生、観察、気道管理等救急救命士として必須の基礎知識。基準点未達の場合は、不合格となります。
  • 【C問題(必修問題)】配点は、1問につき2.5点で、症例を基にした判断力・優先順位を問う問題。B問題と同様に足切り対象です。
  • 【D問題】配点は、1問につき2.5点で、複数情報から状況判断を行う実践的問題。難易度が高く、得点差が出やすい区分です。
合格基準

具体的には、必修問題80%以上、通常問題60%以上、それぞれ正答する必要があります。

  • 【必修問題(B問題・C問題)80%以上とは?】B問題とC問題が両方とも満点の場合55点、そのうち44点以上。
  • 【通常問題(A問題・D問題)60%以上とは?】A問題とD問題が両方とも満点の場合220点、そのうち132点以上。
  • (例)
    必修問題65%正答、通常問題90%正答 → 不合格
    必修問題85%正答、通常問題65%正答 → 合格
  • ※ 救急救命士国家試験の場合、以前よりこの合格率で推移しています。
合格率と難易度

救急救命士国家試験は、合格者数を制限する高校や大学の入学試験とは異なり、基準を超えていれば合格できます。そして、近年の合格率は概ね80~90%前後で推移しています。
しかし、必修問題対策が不十分な場合、不合格となるケースもあります。

合格発表

救急救命士国家試験の合格発表は、3月下旬に厚生労働省のホームページもしくは一般財団法人日本救急医療財団のホームページに合格者の受験地と受験番号が掲載されます。

受験に伴う配慮

厚生労働省のホームページには、「視覚、聴覚、音声機能若しくは言語機能に障害を有する者で受験を希望する者は、令和7年11月21日までに一般財団法人日本救急医療財団に申し出ること。申し出た者については、受験の際にその障害の状態に応じて必要な配慮を講ずることがある」との記載があります。

救急救命士養成校での国家試験対策
  • 救急救命士国家試験出題基準準拠の授業
  • 救急救命士国家試験形式の模擬授業
  • 救急救命士国家試験必修問題重点対策
  • 救急救命士国家試験の個別指導・補修
  • 現場経験豊富な教員による指導

本校では、上記を中心に徹底的に指導を行い、救急救命士国家試験合格のサポートをさせていただきます。

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